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若い時のバイト体験
アルバイトを頻繁にしたのは、大学生時代です。
肉体労働も多く経験しましたが、それに劣らず接客業でのアルバイトをたくさんこなしました。
最初に経験した接客的アルバイトはスーパーマーケット内での販売の仕事でした。
フィルム会社からスーパーに派遣されてフィルムやアルバムを売るお仕事です。
慣れないワイシャツにネクタイ姿で「いらっしゃいませ〜」と「いかがですか〜」を連呼するのですが。
こういう言葉に慣れてないので、最初は恥ずかしくて声がでません。
さらに、難しいのがお客様に買っていただいた際の。
「ありがとうございました」がなかなか出てこない。
ごく普通の言葉なのに、すっとは出てこないものです。
他にも荷物を運ぶ際に、お客様にぶつかったりしないように「失礼します」などと声を出すのですが。
これもはじめのうちは「モゴモゴモゴ〜」なんて言ったりしていました。
しかし若い人間の適応力というものはたいしたものでして。
1日かそこらで、すっかり慣れてしまって大声でお客様に呼び込みを連呼し、ほがらかにお礼を述べられるようになりました。
それどころか、帰りの電車の中で他の乗客の脇を通り抜けるときに、ニコヤカな顔で「失礼しま〜す」なんて言わなくてもいいことまで口にしたりしていました。
中年になって大学時代のアルバイトも遠い思い出となった今。
アルバイトらしき店員さんの口ぶりに「この人は初心者だな」とか「ベテランだなー」とか、「ずいぶん経つけど、なかなか慣れないみたいだぞ、苦労しているんだろうなあ」とか思いを馳せています。
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